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元日本語教師の海外日記

元日本語教師・英語教師/現言語教育コンサルタントのブログ🌻

忍者とバットマンの意外な共通点とは?

マスクと日常
マスク着用が新しいマナーになってまだ時は浅いですが、売り切れてばかりだった時期を経て、今や目的や服に合わせて選べるくらいマスクが日常になりました。

私たちは秋冬には風邪予防、春には花粉症対策と以前からマスクを付ける習慣がありましたが、海外の人は少し違います。

海外でマスクをしていたらじろじろ見られたという経験や、喉が痛かった日本人の友人がマスクをしての接客中、『マスクをして人前にでるなんて失礼だ』と文句を言われたとも聞いたことがありました。

(例え花粉が辛くてもマスクをしない海外の人には感心します)

今回はマスクがどうして広まらなかったのかについて少し書こうと思います。

目は口ほどに物を言う
今でこそカラフルな絵文字がありますが、以前は記号を組み合わせて作る顔文字が主流でしたよね。

このような日本の顔文字
(^^)( ;∀;)( `―´)ノ(+_+)( ̄― ̄) 

西洋、特に英語圏だと
:)  笑顔
:(  嫌がっている
:/  困っている
:P 舌を出している
;)  ウインク
:< 怒り

「外国人の笑顔」と聞くと口を大きく広げ、綺麗に歯を見せて笑う姿を想像しませんか?

東欧の文化はまたちょっと違うのですが、海外の人は歯をよく見せて笑うので、ホワイトニングや歯科矯正にはとことんこだわるのはよく聞く話です。

それもあって、笑顔の顔文字も、ウインクを除いた横向きの顔文字はすべて口元で感情を表現しています。

今は絵文字が万国共通で使われているので、顔文字をお目にかかる機会も減ってしまいましたが、日本文化は目で、西洋文化では口元で感情を表現する傾向が顔文字にも現れていました。

見えると見えない
西洋でマスクが習慣化されていなかったように、一部場面を除いて、日本でサングラスをする習慣も馴染まなかったと思います。

どんなに太陽がまぶしくても、『カフェにコーヒーをちょっと買いに行く』とサングラスをして出る人を見かけることは日本では滅多にないように感じます。

感情が現れる部位を隠すことで出てくるコミュニケーションの支障からも、感情が読めない相手には一種の恐怖心を持つという点からも、一般的に受け入れられていないのはどの文化も同じなのかもしれません。

身元がばれないように顔を隠しても忍者の目は見えていますし、バットマンだって口元は出ています。

ギャングを例で考えると、海外のタイプはバンダナで口元を覆っていたり、日本のタイプだとサングラスをしたりしたイメージで描かれる傾向もあります。

今は時期が時期なので、オーストラリアを含む多くの国ではマスク着用を義務付けていて、違反すると罰金もある日常になりました。

この日常が長期化するならば、口元に頼ったコミュニケーションをする文化圏がどう変化するのかが気になるところです。

でも、そうなる前に収束・終息して欲しいというのが一番の願いです😔

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